2020年にベルグループに仲間入りしたファーストパック。花用包装袋の企画・製造・販売をしており、お花を長く楽しめるよう鮮度が保てる袋「FPEL」をはじめ、多くの製品を取り扱っている会社です。
仲間入りした背景には、
・青果物の包装袋を販売しているグループ会社のベルグリーンワイズと、良い相乗効果が生み出せること
・後継者が不在であったファーストパックを受け継ぎ、一緒にもっと成長したいと思ったこと
・お花の持つ可能性をもっと広げていきたいという想いがあること
これらの前向きな想いにより、ベルグループと共に歩んでいくこととなりました。
今回はHR広報担当の本社初訪問が実現しましたので、ファーストパックのオフィスのあんなことや工場のこんなことを写真と共にご紹介します!
光が差し込むオフィス、30台以上の様々な機械が動く工場
ファーストパックの本社は福岡県三潴郡大木町にあります。オフィス棟の奥に工場と倉庫があり、最初の感想は「広い!大きい!」でした。
訪問したのが朝だったこともあり、オフィスに入ると窓から光が差し込んでいて、明るくて爽やか!な印象を受けました。デスクも入口向きに配置されているので、笑顔で出迎えてもらえたこともとても嬉しかったです!
来客室や会議スペースもどこも綺麗に整頓されており、名古屋にあるベルグループ本社ビルも見習わないと…と感じました。
そして遂に工場へ!広い工場の奥までびっしりと機械が並んでいました。
工場ではお花を包む袋を製造しています。働いているところを見学させてもらいましたが、どの製造工程でも不適合品がないよう、そして後工程がスムーズに進むように担当者がしっかりチェックをしていました。その目はまさに職人の目。真剣な眼差しで仕事をされていました。
また、工場内にはモニターがあり、生産枚数などが分かる生産実績表が表示されています。ファーストパックでは、生産の効率化に取り組んでおり、数字を見える化することでより意識して業務に取り組めるようになっています。
「人」による仕事の質の高さと「システム」による業務の見える化が、ファーストパックの強みになっていると感じました。
お花のある職場
ファーストパックのオフィス内、工場内を歩いていると至るところにお花が!お花が定期的に届くサービスを取り入れているため、毎週月曜日にお花が届くそう。オフィスだけではなく工場内にも飾られており、どこにあるのか探すのが楽しくなるほど。お花があることで気持ちのいい職場づくりに繋がっていると感じました。
また、ファーストパックのホームページでは毎月「お花便り」というコンテンツを掲載しており、テーマのお花について特徴や花言葉、より長く楽しめるコツなどを紹介しています。お花に携わる会社として、お花が身近な存在であり大切にしていることが伝わってきます。皆さんもぜひお花便りを見て、気になるお花があれば身近な人へプレゼントしてみてくださいね!
社員の声で働きやすい職場へ
ファーストパックにはカイゼン提案という制度があり社員が感じた改善した方がいい点や新たなアイデアなどを提案できるようになっています。その提案の中から実際に採用されて改善された部分も多いそう。
例えば、倉庫で製品在庫を保管する際に、場所ごとに区分を設定し表示するという提案があり、採用されました。区分を設定し表示することで、一目でどこに何があるのかが分かり時間の短縮になったり、滞留在庫が見える化されたりとプラスの効果がありました。その他にも、全ての製袋機に工具箱を設置して誰がどこで作業してもすぐに使えるようにする、紙管の片付け方法を変える、指示書を見直すなどの提案もあったそうです。
普段その場で働いているからこそ分かることや見えることがあります。社員が提案できる場があることは働きやすさに繋がり、さらには会社の成長にも繋がります。ファーストパックは社員の声により働きやすい職場づくりが推進されているのです。
笑顔が咲くように
今回ファーストパックを訪問してみて感じたことは、自分たちが会社をつくっているという社員一人ひとりの意識の高さです。カイゼン提案の内容を見ても働きやすくするため・効率をあげるための提案が多く、どうすれば良くなるのかを常に考えていることが伝わってきました。より良くしていこうという積極的な姿勢や責任感が実際に生産効率の向上に繋がっているのだと感じました。
ファーストパックのミッションは「届ける力になろう。もっと笑顔を咲かそう。」です。社内の環境を整え働きやすい職場づくりを推進していくことが、品質の良い製品を製造する源となり、届ける力、そして笑顔に繋がっていくのだと思います。
より多くのお客様の笑顔、そして社員の笑顔も咲くように。さらには地域で誇れる企業となれるように。これからもファーストパックはお花と社員の声を大切にしながら歩んでいきます。